オノマトペとは上で説明した「擬音語」と「擬態語」を包括的に指した言葉である。日本語では擬音語と擬態語を合わせて「擬声語」と呼ぶことがありこれがオノマトペにあたる。
物事の声や音・様子・動作・感情などを簡略的に表し、情景をより感情的に表現させることの出来る手段として用いられており、我々の生活は数限りないオノマトペを利用することによって成り立っている。
特に、日本語はオノマトペの種類が多く、その重要性は高い。同じ形態素 (特に2音節のもの) を繰り返す「畳語」オノマトペが多いのも特徴的である。